vol.8 tiki coffee kakeroma と須子茂集落

,
“Amami”はイタリア語で「私を愛して」という意味。 そう、奄美には愛さずにはいられない魅力が溢れています。 自然、食、人etc.、愛すべき奄美の魅力を島人の目線でお届けします。   tiki…

vol.7 昔ながらの塩づくり「ましゅ屋」

,
今回、徳之島からは昔ながらの製法でましゅ焚き(塩焚き)をされている「ましゅ屋」をご紹介します。

vol.6 加計呂麻島での、食とお酒の楽しみ方

,
“Amami”はイタリア語で「私を愛して」という意味。 そう、奄美には愛さずにはいられない魅力が溢れています。 自然、食、人etc.、愛すべき奄美の魅力を島人の目線でお届けします。   伝泊 しまぬ自慢をご覧の皆さん、こんにちは。 加計呂麻島在住の作家、三谷晶子です。 前回は加計呂麻島の海の楽しみ方をお伝えしました。 今回は、奄美群島でしか作ることができない黒糖焼酎の話及び、加計呂麻島での食とお酒の楽しみ方のお話しをしたいと思います。 黒糖焼酎は純黒砂糖と米麹からなる焼酎で、原料は黒糖ですが、糖質ゼロの焼酎。奄美群島でのみ作られるお酒です。 多種多様な銘柄があり、続々と新しい焼酎もデビューしていて、現在、注目されている黒糖焼酎。 その黒糖焼酎の取扱い件数が日本一のお店『瀬戸内酒販』が、私が住む瀬戸内町の古仁屋にあります。 古仁屋は、加計呂麻島から船で20分ほど。瀬戸内町一番の都会の町です。 加計呂麻島には日用雑貨を取り扱う小さな商店がいくつかと、地元の生鮮食料品を扱う市場がありますが、簡単に食料品が手に入る場所ではありません。離島からさらに離島へ、という場所ですので、どうしても加計呂麻島内で手に入る食材は限られてきます。 ですので、加計呂麻島の人びとの買い物といったら、ほとんどが古仁屋です。 その古仁屋のスーパーやコンビニ、そして、加計呂麻島に渡る海上タクシー乗り場のすぐ近くに、瀬戸内酒販はあります。 黒糖焼酎はもちろんのこと、ワインやチーズ、生ハムやオリーブ、奄美の美味しいものから、日本中、世界の美味しいものがたくさん揃うお店です。 ちなみに、瀬戸内酒販では黒糖焼酎は試飲がOK! さまざまな銘柄の焼酎の中からお好みのものを探すことができますよ。 焼酎以外で個人的におすすめなのは、喜界島産の花良治胡麻ラー油。喜界島でしか作れない花良治みかんの皮がたっぷり入ったラー油は、お豆腐にかけたり、そのままご飯にかけてもおいしい一品です。 また、同じシリーズの花良治胡麻もおすすめ。こちらもご飯にそのままでも、麺類に薬味として振りかけても、とてもおいしい! 軽いので、お土産にもおすすめです。 観光でいらした方が、「まさか、ここで取り扱っているなんて!」と驚くのは、東京・清澄白河の『チーズのこえ』のチーズと、同じく清澄白河のチョコレートショップ『Artichoke…

vol.5 季節の味 「純黒糖」

,
“Amami”はイタリア語で「私を愛して」という意味。 そう、奄美には愛さずにはいられない魅力が溢れています。 自然、食、人etc.、愛すべき奄美の魅力を島人の目線でお届けします。   12月が来ると思い出すのが「黒糖づくり」。 黒糖は通年あるんじゃ?と思われますが、 お店でよく見る黒糖は、だいたいざらめ等が入っている 加工した黒糖。この時期から春にかけては、特に、風味・うま味の強い さとうきび汁100%の黒糖「純黒糖」が作られます。 今回、徳之島の中でも人気の高い「純黒糖」を作る、 伊仙町犬田布集落にある徳南製糖をご紹介します。 徳南製糖では、12月から4月に収穫されるさとうきびを、 新鮮な状態ですぐに絞り、製糖します。 さとうきびは、伊仙町内の契約農家で、丁寧に一本一本手で刈られ、 黒糖づくりも、絞る人、煮詰めて攪拌する人など、ほとんどが手作業。 そのため、製造量も限定されているほか、ほとんどが焼酎やかりんとうなどの 加工工場に送られるため、黒糖として食べられるのは、ほんのわずか。 昨年は、5月末に買いに行くと、もう残っておらず、また来年。。 という悔しい思いをしました。。。 写真は、2018年3月と12月に撮影されたものです。 契約農家と製糖工場を見学させていただきました。 伊仙町内の契約農家のさとうきび畑。 夏の台風の影響を受けた。   さとうきびを刈る。 機械で刈ると、さとうきびの下の部分までは刈ることが出来ない。   刈ったさとうきびを集める。   集められたさとうきびの葉を削ぐ。   葉を削いださとうきびをまとめる。   出荷前のさとうきび。 刈ると水分が抜けてしまうため、すぐに出荷される。   製糖工場に運ばれたさとうきび。   さとうきびを絞る。   絞りカスも煮詰めるための火の燃料として 使われる。   薪や絞りカスで燃やす。   3段階の釜があり、アクを取りながら 煮詰めていく。   ほとんど透明だった汁が、火を入れることで 茶色くなる。   ねっとりと重くなった黒糖を少しずつ冷まし、 固まらせる。   平たく伸ばし、ころころとまとめた黒糖。 出来た黒糖は、さとうきびのおよそ1/10の量になる。   工場は甘い匂いが漂う。   パッケージされた黒糖。 量や形の違いによってパッケージが分かれている。   仕事終わりの徳南製糖の方々。   風味・うま味の中に、ほんのり苦みのある黒糖。 この時期にしか食べられない徳之島の味をぜひお試しください◎ 徳南製糖(とくなんせいとう) ■住所 〒891-8327 鹿児島県大島郡伊仙町犬田布624 ■電話 0997-86-9010 ■営業時間 8:00-18:00 【プロフィール】…

vol. 4 闘牛の島

,
“闘牛”というと赤い布と牛をイメージする人もいるかと思いますが、 徳之島でいう闘牛は牛と牛との闘い。 新潟や沖縄にも闘牛はありますが、徳之島の闘牛は日本一激しく熱いと言われています。