vol.21 美しい海を見ながら体の中もきれいに。薩川集落の薬膳カレー

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”Amami”はイタリア語で「私を愛して」という意味。 そう、奄美には愛さずにはいられない魅力が溢れています。 自然、食、人etc.、愛すべき奄美の魅力を島人の目線でお届けします。 伝泊『しまぬ自慢』をご覧の皆さま、こんにちは。 加計呂麻島在住の三谷晶子です。 さて、今日は加計呂麻島の薩川集落にオープンした『太陽の島カフェ』についてお話ししたいと思います。 『太陽の島カフェ』は2019年8月にオープンしたばかりのカフェ。30種類以上のスパイスを使った薬膳カレーと、6年前に設立された加計呂麻島の植物をおいしく体にもいいお茶にした『しりたむんきゃ』のハーブティーをメインにしたお店です。 一押しのカレーは、チキンカレー、イノシシカレー、キーマカレーの3種類。 単品900円 セット(サラダ・ドリンク付き)1200円 ※イノシシのみ+300円です。 特におすすめはイノシシカレー。島のイノシシがごろごろたっぷり入っています。 また、手作りツナや島の塩豚を使った季節によって変わる具材が2種類選べるパニーニもおすすめ! パニーニ(2種類) 単品 700円 セット(サラダ・ドリンク付き)900円です。 この日のサラダはキヌアをベースにトマトのピクルスやさまざまな野菜が入っていました。 調味料にも加計呂麻島の塩を使い、野菜類もなるべく加計呂麻島のものを使っているとか。 こちらのオーナーは東京都在住。 加計呂麻島出身で、現在、薩川集落で民宿を営む女性の永年の友人として島に訪れたところ、島の美しさにぞっこんに。 そのご縁からこの店をオープンすることになったのだとか。 美しい景色のもと、穏やかな時間が流れる加計呂麻島で訪れる人に体の中からも美しく健康になれるような時間を過ごしてもらうのが、こちらのお店の目標だそう。 できる限り島の素材を使い、体の中からも島を楽しんでもらいたいという思いが込められているカフェです。 カレーやパニーニはテイクアウトもOK。 持ち帰ってお気に入りの浜辺で食事を楽しむのも素敵ですね。 薩川集落はNHKドラマ『島の先生』の舞台にもなり、集落内を流れる川が独特の景観を持つ美しい集落。 「実久ブルー」と名付けられ、独特のクリアな青さで有名なビーチ、実久海岸もほど近く、海を楽しんだあとにもぴったりのお店です。 伝泊の「海見る屋根の宿」からは車で40分ほど。伝泊「リリーの家」からは一時間半ほどかかりますが、島を一周するドライブがてらならちょうどいい場所。 加計呂麻島は、旧実久村と呼ばれる島の西側にあまりお店がなく、訪れる方はランチをするのに困っていました。 私も友人が訪れた際など実久方面にドライブすることもよくあるので、こちらの『太陽の島カフェ』のオープンは住民として、とても嬉しいです。 薩川集落に訪れた際は、ぜひ、『太陽の島カフェ』へいらしてみてはいかがでしょうか。 太陽の島カフェ 住所 鹿児島県大島郡瀬戸内町薩川 営業時間 11:30~15:00 定休日 水・木 電話 090-3597-8440   【プロフィール】…

vol.20 加計呂麻島の夜光貝を使ったアクセサリー asivigocoro

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”Amami”はイタリア語で「私を愛して」という意味。 そう、奄美には愛さずにはいられない魅力が溢れています。 自然、食、人etc.、愛すべき奄美の魅力を島人の目線でお届けします。   伝泊『しまぬ自慢』をご覧の皆さま、こんにちは。 加計呂麻島在住の三谷晶子です。 今日は、加計呂麻島の嘉入(かにゅう)集落で作られる、夜光貝を使ったアクセサリーブランド『asivigocoro』(アシビゴコロ)のご紹介をしたいと思います。 嘉入集落は伝泊「海見る屋根の宿」がある須子茂の隣にある集落。 大きな亀石と呼ばれる岩が印象的な海岸と、集落に向かう途中にある滝があり、昔ながらの暮らしを大事にする人々が、静かに暮らす集落です。 その集落で、夜光貝アクセサリーを作っているのが『asivigocoro』のおふたり。 海や森と共存する暮らしの中で感じるインスピレーションを形にしたアクセサリーは、ここでの生活を日々楽しむ「遊び心」から生まれるものなのだとか。 ひとつとして同じものはない自然界の素材を生かしたフリーハンドのカッティングによるアクセサリーは、加計呂麻島の自然の美しさ、繊細さが感じられるデザインです。 ピアス、ペンダントは、店頭価格¥5500~。 なお、直営店である加計呂麻島・嘉入の工房…

vol.18 島豚も島の魚も島の野菜も何でもそろう。加計呂麻島のいっちゃむん市場

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”Amami”はイタリア語で「私を愛して」という意味。 そう、奄美には愛さずにはいられない魅力が溢れています。 自然、食、人etc.、愛すべき奄美の魅力を島人の目線でお届けします。 伝泊『しまぬ自慢』をご覧の皆さま、こんにちは。加計呂麻島在住の三谷晶子です。 さて、今日は、加計呂麻島のものなら何でもそろう、『加計呂麻島のいっちゃむん市場』のことを紹介したいと思います。 加計呂麻島は、奄美大島より船で20分ほどの「離島の中の離島」。 訪れる人が口をそろえて言うのが「予想以上に何もない」というひとこと。 私としては「何もないけれどすべてがある島」だと加計呂麻島のことを思っているのですが、伝泊「海見る屋根の宿」や「リリーの家」などの食事つきではない宿に泊まる際、加計呂麻島内で予想以上に買い物ができないのは、たしかにお困りになるでしょう。 そんな時、頼りになるのが『加計呂麻島のいっちゃむん市場』。 島内産の野菜、島豚、島の魚介類、加工品、お土産などなんでも揃う市場です。 島ならではの野菜、青パパイヤや長命草、島かぼちゃなどがずらりと。 島バナナは房ごと売っているワイルドさ。 島の魚の刺身も手に入ります。 島豚は滋味深く、塩で煮るだけでも美味しいスープが出ます。 お土産も充実。加計呂麻島に住む人々が作る、自然布のストールやシェルや蔓を使ったアクセサリーも。 加計呂麻島の美しい海水から作られた海塩もおすすめ! と、加計呂麻島のものならば何でも揃うお店なのです。 2015年にこちらがオープンするまでは、加計呂麻島には島内にぽつぽつと日用品を買える商店がある程度で、 生鮮食料品を買えるお店がほとんどありませんでした。 島で作られた野菜や魚介類が食べたいと言っても、島内ではそれらが売っていなかったのです。 島で暮らしていると、おすそ分けやお呼ばれの席で、島の野菜や魚介をいただく機会は豊富にあるのですが、 訪れた方にはなかなかその機会がありません。 ですが、『加計呂麻島のいっちゃむん市場』ができたことにより、観光の方も島の食材を手に取る機会が増えました。 店内では、パッションフルーツ風味のソフトクリームも食べられますよ! 観光の方から島在住者まで、いつも賑わう『加計呂麻島のいっちゃむん市場』。 島の野菜や魚介類は、外から来た方には見ているだけでも珍しく楽しいはず。 伝泊「海見る屋根の宿」からは車で20分程度、「リリーの家」からは車で40分程度。 加計呂麻島のふたつの港のひとつ、瀬相港近くとアクセスのいい場所に『加計呂麻島のいっちゃむん市場』はあります。 観光スポットを巡るだけではなく、現地の暮らしや食生活を感じることも旅の醍醐味のひとつ。 島ならではの野菜の調理法も市場の方が教えてくれるので、ぜひとも行ってみてくださいませ。 加計呂麻島のいっちゃむん市場 住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町瀬相742-39 電話:0997-75-0290 営業時間:8:30~18:00 定休日:年始・旧盆 【プロフィール】…

vol.16 島のものづくりをする人々に会える、かけろま手しごと工房

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”Amami”はイタリア語で「私を愛して」という意味。 そう、奄美には愛さずにはいられない魅力が溢れています。 自然、食、人etc.、愛すべき奄美の魅力を島人の目線でお届けします。 伝泊『しまぬ自慢』をご覧の皆さま、こんにちは。…

vol.13 加計呂麻島の美しい海を満喫できるヨットセーリング

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Amami”はイタリア語で「私を愛して」という意味。 そう、奄美には愛さずにはいられない魅力が溢れています。 自然、食、人etc.、愛すべき奄美の魅力を島人の目線でお届けします。…