【伝泊】客室内の使い捨てアメニティ設置廃止に向けたご協力のお願い 【期間:2022年11月21日~】

News Release

2022年10月31日(月)
奄美イノベーション株式会社

【伝泊】客室内の使い捨てアメニティ設置廃止に向けたご協力のお願い
【期間:2022年11月21日~】

 鹿児島県の離島・奄美大島でまちづくりに取り組む宿泊施設「伝泊」(運営:奄美イノベーション株式会社、本社:鹿児島県奄美市、 代表取締役:山下保博)は、古くより奄美で受け継がれてきた自然と集落文化、それを担ってきたこの地の住民に寄り添った宿泊施設として運営していく中で、継続的に環境負荷を軽減するための取り組みを続けてまいりました。
 2022年2月にはその取り組みが評価され、4種類の宿泊施設『伝泊』と複合施設『まーぐん広場』は日本で4・5番目かつ西日本初となる、環境に配慮したホテル・レストラン等に付与される国際的なエコラベル「グリーンキー」(Green Key)を2つ取得しました。

 「伝泊」ではこの「グリーンキー」の取得もまた一つのきっかけとしながら、地球環境に配慮した取り組みをより一層強化しており、この度はその一環として、2022年11月21日より客室内のアメニティの設置を廃止し、宿泊のお客様ご自身で持参いただくようご協力のお願いをさせていただく運びとなりました
 プラスチックごみは、海洋プラスチック問題や焼却時のCO2排出など、環境に深刻な影響を与えています。3R +Renewableの実践によるプラスチックごみ削減は、今後誰もが真剣に取り組まなくてはならない重要な課題です。
 悠久の時を経て育まれた、奄美が誇る豊かさを未来へ紡いでいくために、そして地球規模で持続可能な消費を実践し「誰一人、何一つ取り残さない社会」の実現するために。お客様のご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

〇期間:2022年11月21日(月)~チェックイン

〇対象施設:伝泊 The Beachfront MIJORA / 伝泊 古民家(奄美大島) / 伝泊 奄美 ホテル / 伝泊 フレンドリー
 ※伝泊 古民家(加計呂麻島/徳之島)では従来のサービスを継続します。

〇内容:
・伝泊 The Becahfront MIJORA:歯ブラシ・剃刀・コットンセット・シャワーキャップ・化粧水セット の設置を廃止し、フロントでの配布といたします。
・伝泊 古民家(奄美大島のみ):歯ブラシ・剃刀・コットンセット・化粧水セット の設置を廃止し、フロントでの配布といたします。
・伝泊 奄美 ホテル(本館):歯ブラシ・剃刀・コットンセット・ボディタオル・化粧水セット の設置を廃止し、フロントでの配布といたします。
・伝泊 フレンドリー(伝泊 奄美 ホテル別棟):歯ブラシ の設置を廃止し、フロントでの配布といたします。
各宿泊施設へご宿泊予定のお客様には突然のお知らせでご迷惑をお掛けいたしますが、アメニティのご持参のご協力をよろしくお願いいたします。

〇備考:
・ご持参するアメニティをお忘れになった場合はフロントにてお申し付けください。必要なアメニティを弊社の規定に基づき無料でお渡しさせていただきます。
・提供するアメニティは丈夫で折れにくく、繰り返し使用することができます。アメニティはぜひ持ち帰っていただき、継続してご使用いただきますようお願いいたします。
・今後アメニティのお渡しを有料にさせていただく場合もございます。その際はホームページ等で事前にお知らせいたします。

伝泊の「3R +Renewable」の実践~アメニティ持参の推奨によるプラスチックゴミの削減を目指します~

 「3R +Renewable」とは、2022年4月1日から施行された「プラスチック資源循環促進法」の基本原則で、リデュース(削減する)・リユース(再利用する)・リサイクル(再生させる)の通称「3R」に、再生可能な資源へ代替するという意味の「リニューアブル」を加えたものです。

 「伝泊」ではこれを考慮し「アメニティの持参の推奨」によるプラスチックゴミの削減を目指します。また、お忘れの際にフロントでお渡しさせていただくアメニティ(無料)については、従来の製品からリニューアルし、各宿ごとに異なるエコ素材を使用したものをご用意することで「3R +Renewable」の実践に注力してまいります

「伝泊 The Beachfront MIJORA」での実践

 宿泊施設の一つ「伝泊 The Beachfront MIJORA」では、プラスチックに代わる素材として注目を浴びている竹製アメニティを導入します。竹は、育成に数十年かかる木に比べ、三年で成木になるなど成長の早さが特徴的です。生命力の高さから、人工肥料や農薬も必要とせずに切り株から成長するため、手間や土壌への負担も少なく済みます。製品としては、丈夫で折れにくく、軽量で持ち運びしやすいという側面もあるため、ご使用後にはご自宅に持ち帰り継続して利用いただけます。日頃より環境に配慮した商品を選択するきっかけをご提供します。

「伝泊 古民家(奄美大島のみ)」・「伝泊 奄美 ホテル」・「伝泊 フレンドリー」での実践

 「伝泊 古民家(奄美大島の施設が対象)」ならびに「伝泊 奄美 ホテル」では、原料にもみ殻を配合することでプラスチック使用量を40%削減した(同社比)エコプラスチック製品を導入します。残りの原料として使用しているプラスチックも、再生プラスチックを配合させることで、資源循環も組み合わせて環境負荷を低減したハイブリッド製品となっています。また、包装に使用している袋についても、一部にサトウキビ由来原料を使用することでプラスチック使用量を40%削減したもの(同社比)で、「バイオマス40」認証を取得しています。

客室内の使い捨てアメニティ設置廃止で目指すこと

 伝泊は、アメニティのリニューアルと使用量削減推進によって、SDGsの上記項目の達成への貢献を目指します。

  • 7,エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 9,産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12,つくる責任 つかう責任
  • 13,気候変動に具体的な対策を
  • 14,海の豊かさを守ろう
  • 15,陸の豊かさも守ろう

2022年2月、西日本初、国際的なエコラベル「グリーンキー」を取得しました

 2022年2月、伝泊は4種類の宿泊施設『伝泊』と複合施設『まーぐん広場』を対象に、国際的なエコラベル「グリーンキー」(Green Key)を2つ取得しました。
 「グリーンキー」とは、1994年、デンマークのホテルに対するエコラベル制度としてスタートし、現在は世界で66もの国や地域において、約3,100以上の施設が取得している、環境に配慮したホテル・レストラン・キャッピング場などに付与される国際的なエコラベルのことです。
 今回は、新築の宿泊施設「伝泊 The Beachfront MIJORA」と、改修をコンセプトにした宿泊施設「伝泊 古民家」(笠利地区のみ)「伝泊 奄美 ホテル」「伝泊 フレンドリー」の3種類の宿、それぞれにおいて、宿泊施設(一般部門)ならびに宿泊施設(15部屋以下小規模部門)の2部門の「グリーンキー」エコラベルの取得に至ることができました。

本リリースに関するお問い合わせ先

<伝泊へご宿泊のお客様>

  • 奄美イノベーション株式会社 伝泊総合フロント
  • Tel. 0997-63-1910(営業時間:9時~18時)
  • 問い合わせフォーム:https://den-paku.com//contact_amami

 

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