【3〜5月限定】奄美大島のおすすめ観光アクティビティ5つを紹介!日本でもここでしか体験できない特別なひと時を
この記事にたどり着いたあなたは、奄美大島といえば「どんな風景」を思い浮かべますか?
キラキラと光る青い海、1点の曇りもない空、サンサンと照りつける太陽…
そんな風景を思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか。
南国といえば夏を魅力的に感じる方が多いかもしれませんが、春の奄美大島でしか楽しめないアクティビティや食べ物があります。
伝泊では、そんな四季ごとの奄美大島の魅力をお伝えしていきたいと思っています。
奄美大島に行ってみたい、伝泊に泊まってみたい。
けれどどの時期に行くのが良いのか…?
そんな疑問をお持ちのあなたに、隠れた奄美の魅力をお伝えします。
麗らかな春の陽射しの中で、自分を見つめ直す旅に出かけてみませんか?
南国 奄美大島の「春」の魅力とは
まず、春の奄美の魅力はアクティビティだけでなく、それ以外にざっくり3つ!
①汗ばむ日もある暖かな気温
3月になると奄美大島は、桜の時期が終わりすっかり暖かくなってきます。
平均気温は18度以上で、天気が良いと汗ばむ日も。
さらに奄美では毎年旧暦の3月3日、現在の3月末〜4月頭にかけて「海開き」が行われます。
海水浴をするにはまだ少し肌寒いですが、ウェットスーツを着ていれば問題なく海に入ることも可能です。
暑すぎず寒すぎない気温は、海も山も観光するにはぴったりの時期なんです。
②トップシーズンに比べて航空券が安い
やはりどうしても夏の時期は、航空券や宿泊費用が高くなってしまいがち…。
ですが、3〜5月はいわゆるオフシーズンのため片道1万円以内になったりすることも!
LCCも飛んでいるので、普段よりお得に旅ができちゃうのが魅力的。
③奄美には「花粉症」がない!?
春に悩まされている方も多い花粉症。実は奄美大島には「杉・ヒノキ」が自生していません。
ですので、花粉症の人にとっては花粉から逃れる避難先としての魅力もあります。
この時期だけワーケーションに訪れるのもよいかもしれませんね。
ここまで読んでみて、「春の奄美もいいかも…でも海に入れなかったら何が出来るのだろう?」と思ったあなた!
今から春の奄美で楽しんでほしい、アクティビティと食の魅力を5つ教えちゃいますね!
春の奄美大島のおすすめアクティビティと食の魅力5選!
(1)生きる化石「アマミノクロウサギ」は、春が出産ラッシュ!
「アマミノクロウサギ」という生き物を知っていますか?
名前の通り「ウサギ」なのですが、世界で奄美大島と徳之島にしか生息していない生き物なんです。
一説では500万年前から生息しているとか…。
通常のウサギに比べて短く、小さい耳が特徴。
足も短く、走るのが苦手。
だけれど穴掘りが得意!と、普通のウサギとは全然違う特徴を持っています。
国の「特別天然記念物」に指定されており、野良犬・野良猫・交通事故などの要因から絶滅の危機にさらされています。
そんなアマミノクロウサギですが、一般的に春と秋ごろが出産時期と言われています。
そのため、ウサギの行動も活発になり、遭遇できる確率も高まるのです。
ー ツアーの魅力とは?
なんといっても、世界的に珍しい生きた化石を見に行けるのがこのツアーの魅力!
アマミノクロウサギは夜行性のため、ツアーは夜にスタートします。
ガイドさんの案内で、真っ暗な山道を走りながらウサギを探す時間は、アドベンチャー感満載。
また、アマミノクロウサギ以外の奄美大島の固有種に出会えるのも、このツアーの醍醐味です。
ー 1点注意してほしいのが、必ずツアーを利用してください。
ご自分で運転して見に行きたいという方もいるかもしれませんが、奄美大島は世界自然遺産に登録された関係で、車の通行が規制されているエリアがあります。
また、ウサギとの交通事故も多発しているため、ちゃんとプロの指導のもと山に入るほうが安全ですし、遭遇できる確率もアップします!
ガイドさんがウサギ以外の生き物の紹介もしてくれるので、ツアーの方が満足度も上がること間違いなしです。
世界で唯一ここでしか見ることができない貴重な生きた化石。
太古から生き続けてきた、生命の奇跡に出会う体験を楽しんでください。
(2)アマミホシゾラフグ”が作る海底ミステリーサークルツアー
(写真引用:RELAX DIVING SERVICE)
近年奄美大島で発見された「ミステリーサークル」をご存知でしょうか?
一時は世紀の大発見とニュースで取り沙汰され、NHKでも放送された程。
一般的なミステリーサークルとは、畑に突然現れる巨大な文様のことを指します。
しかし、奄美のミステリーサークルは「海中」に出現するのです!
実は、海底の砂地に突然浮かび上がる「円形のミステリーサークル」は奄美大島のダイバーの間では昔から知られていたそうです。
ですが、その正体はずっとベールに包まれたまま…。
それが2011年にようやく正体が発覚したのです!
ー ミステリーサークルの正体とは?
(写真引用:RELAX DIVING SERVICE)
その正体は、2011年、奄美大島にある嘉鉄集落の沖合で発見された「アマミホシゾラフグ」という新種のフグでした。
背中の模様が、星空のように見えることから命名されたそうです!なんともロマンチックな名前ですよね。
この新種のフグが海底にミステリーサークルを作っていたのですが、その理由は「巣作り」。
海底に直径2メートル程の放射状の複雑な巣を作り、メスにアピールしていると言われています。
ミステリーサークルの見頃は4月〜7月ごろ。
完成するまでに1週間程度かかるそうなので、月に数回見るチャンスがあるそうです。
事前にダイビングショップにてオススメの時期を確認しておくと、遭遇率があがりますよ。
ー ダイビングのライセンスが必須!奄美で取得も検討してみて
アマミホシゾラフグが巣を作るのは、水深25m〜程の場所と言われているため、ダイビングツアーに参加することになります。
そのため、ライセンスがないと参加できないことがほとんど。
奄美でライセンスを取得することもできますので、時間をゆっくり取ることが出来る方は合わせて検討してみてください。
ー オススメのダイビングショップ「リラックス」
(写真引用:RELAX DIVING SERVICE)
ツアーに参加したい方におすすめのショップが「RELAX DIVING SERVICE」。
伝泊から車で30分程の場所にあり、お客様にもよくオススメするショップです。
ミステリーサークルのツアーはもちろんですが、ライセンスの講習も行っています。
ショップにはカメラ派ダイバーが多く、カメラの機種やレンズに応じた扱い方や撮影のコツまでアドバイスしてくれます。
またポイントまでは10分ほどで着きますので、時間いっぱいダイビングを楽しむことが出来ます。
一人での参加もマンツーマンでサポートしてくれますので、素敵な写真を思い出に残したい方はぜひ利用してみてください。
・住所 :鹿児島県大島郡龍郷町安木屋場2411
・TEL :0997-62-4746
・MAIL:relax@po2.synapse.ne.jp
小さなフグが作り出す巨大な芸術は、人生で一度は見る価値があります!
ダイビングのライセンスを持っている方はぜひトライしてみてくださいね。
(3)海×つつじのウォーキングイベント「つつじウォーク」に参加してみない?
(写真引用:RELAX DIVING SERVICE)
「ツツジ」とは鮮やかなピンク色の花が咲く、日本でも古くから人気のある花です。
見頃は4〜5月ごろ。
ただし、温暖な気候の奄美では3月ごろから咲き始めます。
奄美大島の大和村にある「宮古崎」という観光名所は、ツツジの名所。
ですが、盗掘が原因で一時ツツジが激減。
そこで、宮古崎をウォーキングしながら植樹をしよう!と始まったのが「つつじウォーク」です。
ー つつじウォークのイベントのみどころは?
(写真引用:RELAX DIVING SERVICE)
イベントが開催される「宮古崎」は、2018年に放送されたNHK大河ドラマ「西郷どん」のロケ地として知られています。
伝泊のある笠利からは少し距離がありますが、ぜひ立ち寄って欲しい景勝地です。
約2km近い山道を抜けると突然森が終わり、目の前に東シナ海が広がる様はまさに絶景!
宮古崎は一面がササの一種「リュウキュウチク」で覆われており、空・海・草原のコントラストと水平線に心奪われます。
つつじウォークは毎年3月頭〜中旬に大和村で開催されており、イベントの後にはミニライブやフリーマーケットも開催されるので、地域の人たちと交流も図れます。
ー つつじウォークのイベントへ参加するにあたって
イベントに参加する場合は、事前に申し込みが必要となります。
主催の「大和村集落まるごと協議会」が運営するまるごと大和村、もしくは大和村ホームページにて申し込みができます。
コロナの影響で2022年の実施はまだ未定となっておりますので、必ず事前にホームページにてスケジュールを確認してみてくださいね。
また、宮古崎までの道のりは整備されている箇所もありますが「山道」ですので、歩きやすい靴と、動きやすい服装で参加することをオススメします。
長い長い山道を抜け、突然目の前に広がる絶景は本当に忘れられない思い出になること間違いなし。
島の人々と交流を深めながら、自分の足で進む景勝地への道のりを楽しんでください。
・住所:鹿児島県大島郡大和村国直85番地1
・TEL & FAX:0997-57-2828
(4)海のプラネタリウム「夜光虫ナイトシュノーケリング」に参加してみよう!
「夜光虫」という生き物の名前を聞いたことがありますか?
海洋性のプランクトンで、夜に光り輝いて見える事からこの名前がつきました。
この夜光虫は、物理的な刺激を与えるとホタルのように発光します。
海水の温度が上がってくる春〜夏にかけて見られるようになるのですが、発生する鍵は海水の温度と栄養分の豊富さ。
比較的西日本側で見られやすいと言われており、神奈川県鎌倉、愛知県三河湾や石川県能登半島、島根県や鳥取県などがポイントとして知られています。
ー 夜の海の探検は、ドキドキ感満載のアドベンチャー!
夜光虫ナイトシュノーケリングは、ツアーは日が落ちて暗くなってからスタート。
シュノーケリングかボートで向かうものがあります。
真っ暗なビーチは昼間と姿を変え、少しドキドキする場所に…。
ドキドキしながら海の中を覗くと、そこは別世界!
お昼には見ることができない夜行性のお魚たちに出会うことも出来ます。
真っ暗な中光る海面はまるで「海のプラネタリウム」。
天気が良いと「満点の星空」も見られるので、”海と空”両方の星空に囲まれる神秘的な体験もできるかもしれません。
夜のビーチはドキドキ感満載ですが、その分美しさも格別。
奄美大島ではないと、絶対経験できない経験です。
ー 夜光虫ナイトシュノーケリングなら「OCEANZ」がオススメ
伝泊から車で10分ほどにショップを構えるOCEANZ。
他グループとの同行なしの貸切制でガイドがマンツーマンでサポートしてくれるので、泳ぎの苦手な方やお子様にも安心・安全です。
さらにシャワー・タオル・ドライヤーも無料完備。
約2時間半、みっちりガイドしてくれます。
その他にもウミガメと一緒に泳げるシュノーケリングツアーや、マーメイドスイム体験など、様々なツアーがありますので、他のプランも要チェックです!
ナイトシュノーケリングは月明かりが少ない日程に開催されるので、2022年は4月ごろから予約開始になるとのこと。
ぜひ一度、おすすめの時期を相談してみてくださいね。
・住所 :鹿児島県奄美市笠利町平1295-2
・TEL :0997-57-1987
・MAIL:support@oceanz-jp.com
・Instagram:https://www.instagram.com/mermaid_oceanz/
(5)幻の「奄美産スモモ」はこの時期だけの贅沢フルーツ!
実は、奄美大島では「スモモ」が収穫できることを知っていますか?
スモモの一般的な産地は、山梨、和歌山、長野があげられますが、そのエリアとはまた違った種類が育てられています。
奄美で育てられているスモモは「ガラリ種」と言うもので、「奄美プラム」とも呼ばれています。
表面・中ともにワインのような真っ赤な色をしており、果肉が硬く、日持ちが良いのが特徴。
完熟したものは生食できますが、加工品として色々な商品が販売されています。
奄美大島の中では「大和村」というエリアがスモモの生産地です。
5月末〜6月の短い時期に収穫されるため、ほとんど奄美内でしか出回らない「幻のスモモ」と言われています!
ー 絶対食べてほしいスモモを使った絶品アイテム!
そんなすももを使ったジャム・シロップ・ソース・ゼリーなどを奄美では購入することができます。
ジャムやシロップは炭酸と割って飲んだり、ヨーグルトにかけて食べるなど使い方はさまざま。
「大和まほろば館」ではスモモを使った商品を多数扱っており、ぜひ立ち寄ってみてほしいポイントです!
特に、まほろば館名物の「スモモソフトクリーム」は大人気のスイーツです。
淡いピンク色のソフトクリームが、海の色に映えること間違いなし!
また、大和村では「スモモ狩り&ジャム作り」ツアーも行っています。
気になる方は大和村集落まるごと協議会さんのホームページをチェックしてみてください。
太陽の恵みを受けてまるまると育ったスモモの美味しさを、味わってみませんか?
・TEL:0997-57-2980
・MAIL:yamato-mahoroba@po2.synapse.ne.jp
・Instagram:https://www.instagram.com/amami_mahorobakan/※コロナ中は営業が不規則のため、事前に営業しているかお電話で確認をお願いいたします。
・住所:鹿児島県大島郡大和村国直85番地1
・TEL & FAX: 0997-57-2828
【伝泊のご案内】春の穏やかな陽射しに身を任せて、至福のひと時を過ごす旅へ
ここまで読んでみていかがでしたか?
3〜5月の短い春の季節にしか体験できないアクティビティや食べ物は、きっと特別な思い出を彩ってくれることでしょう。
「奄美に行ってみたい!」
「奄美って夏以外も楽しめそう!」
もしあなたにこんなふうに思っていただけたなら。
奄美大島の旅の際には、「伝泊」へのご宿泊がおすすめです!
伝泊とは?
「伝泊」は、伝統・伝説的な建築と集落文化を次の時代に伝えていく宿泊施設。
奄美大島北部・笠利町の赤木名集落を中心に、3つの宿泊施設「伝泊 The Beachfront MIJORA」「伝泊 古民家」「伝泊 奄美 ホテル」を運営しています。
長く育まれた自然・集落文化・建築・歴史を護り、後世につないでいきたいという思いから生まれました。
奄美に訪れるあなたに、島の自然・人・文化・時間に包まれながら、まるで島民になったかのようにお過ごしいただけたなら。こう願うばかりです。
伝泊に滞在しながら、奄美の海や山、人、文化と触れ合う時間をゆるりとお楽しみください。
さて、今回は、春の奄美大島にひそむ魅力的なアクティビティ5つを紹介しました!
伝泊が主催のアクティビティもありますので、気になる方はぜひお気軽にご連絡ください!
下記のボタンからもアクティビティのチェックができます!
あなたのお越しを伝泊スタッフ一同、楽しみにお待ちしております。