伊アルベルゴ・ディフーゾのジャンカルロ・ダッラーラ会長をお迎えしました。

イタリアが発祥の「アルベルゴ・ディフーゾ(Albergo Diffuso)」という、地域全体を宿泊施設と捉える取り組みがあります。 直訳すると「分散する宿」。ある建物がホテルフロントの機能を果たし、地域のなかに散らばる複数の空き家を宿として活用。食事は別のレストランでという、まるでその町に住んでいるかのように滞在するスタイルの宿泊施設のことです。 伝泊といくつもの共通点のある、このアルベルゴ・ディフーゾの創設者、ジャンカルロ・ダッラーラ会長が奄美へご来島された際に、伝泊をご案内させていただく機会に恵まれました。 写真は左より、ジャンカルロ・ダッラーラ会長、当社代表の山下保博、山下の奥様で、やはり建築家の松岡恭子さん。 会長によると、アルベルゴディフーゾはAuthenticity(本物)を大切にしているとのことで、観光用につくられたものでなく、イタリアの村に住む人たちのそのままの生活に溶け込めるような滞在ができる宿泊施設をめざしているそうです。 そうした視点から、奄美独特の高倉や五右衛門風呂などに興味をもたれていました。またやはり奄美の美しい海を臨む「伝泊…

【メディア掲載】旅色 TABIIROで、伝泊 The Beachfront MIJORAを紹介いただきました。

大人の女性に上質な旅時間を届ける、電子雑誌「旅色 TABIIRO」の奄美大島特集で、伝泊 The Beachfront MIJORAをご紹介いただきました。 女性がゆったりと奄美の良さを体験でき…

vol.18 島豚も島の魚も島の野菜も何でもそろう。加計呂麻島のいっちゃむん市場

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さて、今日は、加計呂麻島のものなら何でもそろう、『加計呂麻島のいっちゃむん市場』のことを紹介したいと思います。

伝泊・絵物語4完成しました。

奄美の文化や自然をもとに作られた創作物語です。第4作目の「アマミハンミョウのみちおしえ」が完成いたしました。 一期一会を大切に、 伝泊の宿のゲスト様に直接手渡…

vol.17 さねん秋色

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“Amami”はイタリア語で「私を愛して」という意味。 そう、奄美には愛さずにはいられない魅力が溢れています。 自然、食、人etc.、愛すべき奄美の魅力を島人の目線でお届けします。 月桃という植物をご存知でしょうか? 島ではサネンと呼ばれ、庭にはもちろん、島のいたるところに自生する身近な植物です。 英名をシェルジンジャー。ショウガの仲間です。ランのように華やかな満開時よりも、白い小さな貝にちょこんと紅をさしたようなつぼみの姿のほうがよく知られているのではないでしょうか。 この月桃、梅雨のころに花を咲かせ季節の風物詩になっていますが、島外の方がその後の姿を見る機会は、そう多くありませんよね。 花の終わった月桃がどんな姿なのか。 まず、夏の頃にはピンクのフリルを付けた若々しい青い実がなります。 そして秋。 サシバの鳴く頃になると、その実が真っ赤に熟してこんなに美しくなります。 花も実も美しい月桃ですが、私はどちらかといえば、実の方が好きです。 秋とはいえ、日中には夏日が続き、紅葉とも無縁な奄美において、鮮やかすぎず思慮深い赤が連なる月桃の実は、私のイメージする秋そのもの。 切って来て飾れば部屋の中にも秋を呼び込めます。 そして、この月桃の実は嬉しいことにお茶になります。実を乾燥させて煎じれば、月桃特有のスパイシーな香りのお茶のできあがり。 ショウガの仲間だけあって、そのお味はマイルドなジンジャーティーのようです。 まーぐん広場・赤木名…