【お知らせ】客室内の使い捨てアメニティ廃止に向けたご協力のお願い|開始時期:2024年7月1日~

「伝泊」では、無料アメニティのご提供を取り止め、繰り返しご利用いただける製品の有料販売を開始いたします。

これまでの取り組み

 鹿児島県の離島・奄美群島でまちづくりに取り組む「伝泊」(運営:奄美イノベーション株式会社、本社:鹿児島県奄美市、 代表取締役社長:山下保博)は、古くより奄美で受け継がれてきた自然と集落文化、それを担ってきた集落住民に寄り添う宿泊施設として運営していく中で、継続的に環境負荷を軽減するための取り組みを続けてまいりました。

 2022年2月にはその取り組みが評価され、4種類の宿泊施設「伝泊」と複合施設「まーぐん広場」は日本で4・5番目かつ西日本初となる、環境に配慮したホテル・レストラン等に付与される国際的なエコラベル「グリーンキー」(Green Key)を2つ取得しました。

 「伝泊」ではこれまでも環境に配慮した製品をご用意しておりましたが、2022年11月21日より、客室へのご用意を取りやめ、フロントにて必要な分だけをお渡しすることにより、使い捨てプラスチックの削減に取り組んでまいりました。

今回の取り組み 

「伝泊」ではこの「グリーンキー」の取得を一つのきっかけとしながら、地球環境に配慮した取り組みをより一層強化しており、その一環としてアメニティを有料販売させていただきます。
悠久の時を経て育まれた、奄美が誇る豊かさを未来へ紡いでいくために、そして地球規模で持続可能な消費を実践し「誰一人、何一つ取り残さない社会」の実現するために、お客様のご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

|期間

2024年7月1日(月)チェックイン〜

|対象施設

  • 伝泊 奄美 古民家(奄美大島)
  • 伝泊 赤木名 ホテル(旧 伝泊 奄美 ホテル)
  • 伝泊ドミトリー&ランドリー(旧 伝泊 フレンドリー)

※伝泊 The Beachfront MIJORA、伝泊 古民家(加計呂麻 / 徳之島)では従来のサービスを継続します。

|内容

※プラスチック使用量を40%削減した(同社比)エコプラスチック製品を使用しております。

《 各110円(税込) 》

歯ブラシ・剃刀・ヘアーブラシ・コットンセット・化粧水・クレンジング・保湿クリーム・洗顔

各宿泊施設へご宿泊予定のお客様にはご迷惑をお掛けいたしますが、アメニティご持参のご協力をよろしくお願いいたします。

|備考

・ご持参するアメニティをお忘れになった場合、購入をご希望の場合はフロントにてお申し付けください。
・提供するアメニティは丈夫で折れにくく、繰り返し使用することができます。アメニティはぜひ持ち帰っていただき、継続してご利用ください。

 


伝泊の「3R +Renewable」の実践
~アメニティ持参の推奨によるプラスチックゴミの削減を目指します~

 「3R +Renewable」とは、2022年4月1日から施行された「プラスチック資源循環促進法」の基本原則で、リデュース(削減する)・リユース(再利用する)・リサイクル(再生させる)の通称「3R」に、再生可能な資源へ代替するという意味の「リニューアブル」を加えたものです。

 「伝泊」ではこれを考慮し「アメニティの持参の推奨」によるプラスチックゴミの削減を目指します。また、お忘れの際にフロントで販売させていただくアメニティについては、各宿ごとに異なるエコ素材を使用したものをご用意することで「3R +Renewable」の実践に注力してまいります。

 

|「伝泊 奄美 古民家(奄美大島のみ)」・「 伝泊 赤木名 ホテル(旧 伝泊 奄美 ホテル)」・「 伝泊ドミトリー&ランドリー(旧 伝泊 フレンドリー)」での実践

 「伝泊 古民家(奄美大島のみ)」ならびに「伝泊 赤木名 ホテル(旧 伝泊 奄美 ホテル)」、 伝泊ドミトリー&ランドリー(旧 伝泊 フレンドリー)では、原料にもみ殻を配合することでプラスチック使用量を40%削減した(同社比)エコプラスチック製品を導入しています。残りの原料として使用しているプラスチックも、再生プラスチックを配合させることで、資源循環も組み合わせて環境負荷を低減したハイブリッド製品となっています。

また、包装に使用している袋についても、一部にサトウキビ由来原料を使用することでプラスチック使用量を40%削減したもの(同社比)で、「バイオマス40」認証を取得しています。

使い捨てアメニティの削減推進で目指すこと

 伝泊は、エコプラスチックアメニティの採用と使用量削減推進によって、SDGsの下記項目の達成への貢献を目指します。

07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう

2022年2月、西日本初、国際的なエコラベル「グリーンキー」を取得しました

 2022年2月、伝泊は4種類の宿泊施設『伝泊』と複合施設『まーぐん広場』を対象に、国際的なエコラベル「グリーンキー」(Green Key)を2つ取得しました。
 「グリーンキー」とは、1994年、デンマークのホテルに対するエコラベル制度としてスタートし、現在は世界で66もの国や地域において、約3,100以上の施設が取得している、環境に配慮したホテル・レストラン・キャンピング場などに付与される国際的なエコラベルのことです。

新築の宿泊施設「伝泊 The Beachfront MIJORA」と、改修をコンセプトにした宿泊施設「伝泊 奄美 古民家(奄美大島のみ)」「伝泊 赤木名 ホテル」「伝泊 ドミトリー&ランドリー」の4種類の宿、それぞれにおいて、宿泊施設(一般部門)ならびに宿泊施設(15部屋以下小規模部門)の2部門の「グリーンキー」エコラベルの取得に至ることができました。

 また、グリーンキーは3年ごとの更新が必要であるため、ホテルは継続的な環境への取り組みが不可欠となっております。施設の拡充の際にも再審査が必要となるため、伝泊では2023年にも更新を行っています。

 

|本リリースに関するお問い合わせ先

<伝泊へご宿泊のお客様>
奄美イノベーション株式会社 伝泊総合フロント
Tel.:0997-63-1910(営業時間:9時~18時)
問い合わせフォーム:https://den-paku.com//contact_amami