用集落
集落別 伝泊の宿 ご案内
奄美大島・用（よう）集落とは？
大切に守り継がれてきた美しい浜と海のある集落
奄美の中でも特に綺麗と言われる用集落の海は、集落が大切に守ってきたからこそ出会える、豊かな珊瑚礁や海亀が魅力。島の最北端から大海原を眺めることができる「笠利崎灯台」へ向かう道では、名称や意味をもった神聖な岩々や小さな滝なども数多く存在しており、特に自然を重んじてきた地域性が感じられる。
用集落にある伝泊・古民家「水平線と朝陽の宿」のテラスからは、不思議な形をした奇岩を見ることができます。この岩は地元で「チンヂ岩」と呼ばれ、集落のシンボル的な存在。このほか、土盛海岸の「子抱岩」なども面白い形をしています。また、岬や突端から少し離れてそそり立つ岩は「立神（たちがみ）」と呼ばれ、神聖なものとして集落の人たちの信仰の対象となっています。
| 島口(方言)での集落名 | 人口（2024年1月31日現在） | 世帯数（2024年1月31日現在） |
| ユウ | 124 | 84 |
ここで感じて欲しい伝統
ハブ除けと家内安全を祈願する「用しゅんかねくゎ踊り」
用集落の独自の文化として、正月には日の出前に波打ち際の白砂や枝珊瑚を持ち帰り、厄除けとして屋敷の内外に撒くといった慣習や、奄美市無形民俗文化財に指定されている「シュンカネクワァ踊り」などがある。
ここで感じて欲しいココロ
お母様から受け継いだ、昔ながらの鶏飯
ご家庭で鶏飯を提供する用集落出身の赤間ご夫妻。この鶏飯はお母様から受け継ぎ、調味料は「塩」と「醤油」のみの昔ながらの家庭の味です。かつてお母様が毎朝拝んでいた「用集落の朝陽」に感動したというお客様の声を聞いて、赤間さん自身も更に用集落のファンになったそうです。訪れた際には、ご夫婦との会話をしながら、島時間を堪能してください。