伊アルベルゴ・ディフーゾのジャンカルロ・ダッラーラ会長をお迎えしました。

イタリアが発祥の「アルベルゴ・ディフーゾ(Albergo Diffuso)」という、地域全体を宿泊施設と捉える取り組みがあります。
直訳すると「分散する宿」。ある建物がホテルフロントの機能を果たし、地域のなかに散らばる複数の空き家を宿として活用。食事は別のレストランでという、まるでその町に住んでいるかのように滞在するスタイルの宿泊施設のことです。

伝泊といくつもの共通点のある、このアルベルゴ・ディフーゾの創設者、ジャンカルロ・ダッラーラ会長が奄美へご来島された際に、伝泊をご案内させていただく機会に恵まれました。

写真は左より、ジャンカルロ・ダッラーラ会長、当社代表の山下保博、山下の奥様で、やはり建築家の松岡恭子さん。

会長によると、アルベルゴディフーゾはAuthenticity(本物)を大切にしているとのことで、観光用につくられたものでなく、イタリアの村に住む人たちのそのままの生活に溶け込めるような滞在ができる宿泊施設をめざしているそうです。
そうした視点から、奄美独特の高倉や五右衛門風呂などに興味をもたれていました。またやはり奄美の美しい海を臨む「伝泊 The Beachfront MIJORA」でもその本物の景色に感動されていました。

「高倉のある宿」で、ダッラーラ会長に伝泊のご案内をする。

松岡さんのアルベルゴ・ディフーゾに関するコラムもぜひお読みください。