【プレスリリース】シマッチュの暮らしに溶け込み、味わい、癒される。 1日1組限定の特別な島時間 『伝泊 島ぬよ〜りより滞在プラン』販売開始

,

~シマッチュと楽しむ農業体験と島料理作り。自然と共に生きる知恵とやさしさに触れる滞在~

 奄美群島で宿泊施設の運営を通してまちづくりに取り組む「伝泊」(本社:奄美イノベーション株式会社 鹿児島県奄美市 / 代表取締役社長:山下保博)は、2025年3月28日(金)から奄美大島の豊かな自然と集落文化を体験できる「伝泊 島ぬよ~りより滞在プラン」を販売いたします。

 「よ〜りより」とは、奄美大島の方言で「ゆっくり、のんびり」を意味します。本プランは、1日1組限定で、「地元農家の農業体験」や「島じゅり(島料理)作り」を通して、島の暮らしに触れる滞在型プランです。

 慌ただしい日常を離れ、島時間に身を委ねるひととき。シマッチュ(島の人々)の心遣いや、自然と共生する暮らしに触れ、便利な日常では気づきにくい豊かさを実感し、失われがちな心と身体を整える時間をお過ごしください。

プランの背景

 近年、旅行の価値観が変化し、観光だけでなく「地域文化に根ざした本物の体験」を求める傾向が強まっています。実際、約75%の旅行者がその土地ならではの文化や暮らしに触れる旅を求めている(*1)とされ、さらに、日本国内では約6割の人がリラックスやリフレッシュを目的に旅行を計画していることがわかっています(*2)。こうした流れの中で、心身のバランスを整え、日々の暮らしを見つめ直す「体験型滞在」への関心が高まっています。

 奄美群島には約360の「しま(集落)」があり、今もなお、自然と共生しながら助け合うシマッチュ(島の人々)の暮らしが息づいています。本プランでは、地元農家とともに野菜の収穫や畑の手入れをし、島のおばと家庭料理を作るなど、島の暮らしに触れる体験を通じて、シマッチュが大切にしてきた「助け合いの心」や「自然との調和」を体感できます。また、客室には滞在中の気づきを書き留めるノートをご用意。旅の中で感じたことをそのまま書き留めることで、多忙な日常では見逃しがちな「何が自分を満たすのか」を見つめ直す時間を提供したいと考えています。

*1:Booking.comによる2025年トレンド調査 参照
*2:トラストバンクによる体験型の旅行とふるさと納税に関する意識調査 参照

 

「伝泊 島ぬよ〜りより滞在プラン」の特徴

心身を美しく健やかにする島滞在 ~奄美の島暮らしを体験する旅~

特徴①:人と自然のつながりを実感する「農業体験」~シマッチュの日常を体感~
本プランでは、無農薬の有機野菜や果物を育てる地元農家「くすだファーム」にて、その時期に育つ野菜の収穫だけでなく畑の手入れなど、農家さんと一緒に、その日ごとに異なる農作業を体験します。農業は、生産活動以上に、収穫物を分かち合う人のつながりを育む大切な営み。作業の合間には、畑に吹く風や土の香りを感じながら語らい、自然に寄り添う島の暮らしに触れる時間も。自然への感謝や小さな気づきを得られる体験です。

 

特徴②:島のおばと楽しむ「島じゅり作り体験」~奄美の家庭料理や暮らしの知恵を知る~
「島じゅり作り(島料理)体験」では、午前中に収穫した食材を使い、島の食卓で親しまれてきた島じゅりを作ります。島のおばとの何気ない会話には、島の暮らしや奄美らしさを感じるヒントが散りばめられています。手を動かし語らう穏やかな時間の中で、シマッチュの心配りや小さなことに感謝する豊かさに触れ、日常を見つめ直すきっかけになるかもしれません。島のおばとの心温まるひとときをお楽しみください。

<メニュー例>
・切り干し野菜…島では、お正月や集落行事の際には大皿に盛り、皆で食べる習慣があります。切り干し野菜は、今でも親しまれている料理の一つです。
・豚みそ(小鉢) …昔から家庭料理に出てくる豚みそ。本島ではなかなか売っていない味噌で作られれており、おにぎりやおかずとして食べられています。
・舟焼き…各家庭で作られていた、黒糖と餅の粉を使った、もちもちとした食感が人気のお菓子です。

※メニューは季節や仕入れ状況により変化します。
※島のおばと伝泊スタッフがご宿泊の宿へ伺い、一緒に調理を行います。
※お部屋のキッチンには調理器具を常設しております。

 

特徴③:島の自然が詰まった朝食 ~島の恵みを調理し、暮らすように迎える朝~
ゆっくり目覚めた朝は、奄美の自然の恵みを受けた食材を使った朝食を。滞在中の2日分の朝食として、島の食材を活かした和食と洋食、それぞれの食材とレシピのセットをご用意。自ら仕上げの調理をすることで、島に暮らすように過ごす穏やかな朝を迎えられます。手軽に作れる朝食を味わいながら、旅のひとときを振り返り、ゆったりとした朝をお過ごしください。

<メニュー例(和食)>
・奄美大島唯一の稲作地帯である秋名集落でとれた黒米
・味噌に漬け込んだ島の焼魚
・島の卵を使った、だし巻きたまご
・ほうれん草のお浸し
・島のもずくを使った、もずく酢
・お味噌汁

※食材は真空処理を施し、チェックイン時にお渡しいたしいたします。
※お客様ご自身で、最後の仕上げ調理を行なっていただきます。
※お部屋のキッチンには、調理器具をご用意しております。
※メニューは仕入れ状況により変化する場合がございます。

 

モデルスケジュール

《DAY1》

15:00 チェックイン

16:00 集落散歩

18:30 夕食(別料金)

21:00 星空観賞

《DAY2》

08:30 島の食材を使った和朝食
     ※最後の仕上げはお客様ご自身に行っていただきます

10:00 「くすだファーム」農業体験

11:00 農家さん宅でランチ

12:00 奄美観光

16:00 島じゅり作り体験

18:30 夕食(宿泊の古民家)

22:00 就寝

《DAY3》

07:30 起床

08:00 島の食材をつかった洋朝食

09:00 滞在中の気づきをノートに書き留める

10:00 チェックアウト

「伝泊 よ〜りより滞在プラン」の概要

  • 宿泊期間:2025年5月10日(土)~6月29日(日)まで 
  • 販売期間:2025年3月28日(金)~6月22日(日)まで
  • 料金 :12,800円~(3名利用時1名料金 / 税・サ込)  
  • 定員 :1日1組 *1組2名様から。最大定員は各宿の定員に則る。
  • 予約方法 :公式予約サイトにて予約受付開始(7日前までに要予約)  
  • 含まれる内容:宿泊料、農業体験、島じゅり作り体験、朝食用食材セット・レシピ、よ~りより小冊子
    ※詳しくは公式予約サイトをご確認ください。

 


伝泊 古民家とは

 「伝泊 古民家」は、「伝統的・伝説的な建築と集落文化」を次の時代に伝えるための宿泊施設です。そんな「伝泊 古民家」が提供するのは、「しま(集落)で暮らすような滞在体験」。集落内の民家と同じように点在しているため、その集落に暮らしているような体験ができます。奄美の風土に根ざす伝統建築を再生した宿で、集落が紡いできた物語にふれる滞在をお愉しみください。

伝泊の「よ~りよりプラン」

 2023年、伝泊 The Beachfront MIJORAにて、コンセプトである「島の自然と対話する」滞在をお楽しみいただくために、「よ~りよりプラン」の販売を開始いたしました。そして今年は、島のときと対話する宿「伝泊 奄美 古民家」で、「伝泊 島ぬよ〜りよりプラン」を新たに販売いたしました。

 本プランは、ただ癒されたり泊まるだけの旅ではなく、モノではなく人や自然との関わりの中で、心と身体が満たされる時間を届けたいという想いから生まれました。今回販売するプランでは、地元の農家や島のおばと日々の営みを分かち合うことで、訪れた方の中に“よ〜りより”(ゆっくり、のんびり)の心が育まれ、何気ない日常の中にある豊かさに気づくきっかけとなればと願っています。

 今後も、各宿のコンセプトを通じて、地域や人に寄り添う滞在体験をお届けしてまいります。

伝泊とは

 伝泊は、4種類の宿泊施設『伝泊 古民家』『伝泊 赤木名 ホテル』『伝泊 ドミトリー&ランドリー』『伝泊 The Beachfront MIJORA』からなり、集落住民と観光客との交流を促進するまちづくりを行っています。

 奄美大島には豊かな自然や生態系が育まれており、2021年には世界自然遺産に登録されました。同様に、様々な歴史的背景の中で「しま」(集落)ごとに異なる約360の集落文化が何百年も継承されてきたことも、世界に誇る貴重な文化資源です。私たちはそれらを「奄美の宝」と捉え、守りたい、未来へ伝えていきたいという想いから、2016年に「伝泊」をスタートさせました。現在、奄美大島・徳之島・加計呂麻島の3島に41棟 51室の宿泊施設を展開しています。

本件に関する問い合わせ先

奄美イノベーション株式会社 広報課(担当:永嶋)

TEL:0997-57-1708
FAX:0997-57-1968
MAIL:media@den-paku.com