【奄美/笠利町屋仁集落】「伝泊」に新たな古民家一棟貸しの宿が登場 〜「サンゴ石垣と庭木の宿」山と海の声に包まれて 歴史かもす安らぎの宿〜
2022年3月18日(金)、奄美群島でまちづくりに取り組む「伝泊」(本社:奄美イノベーション株式会社 鹿児島県奄美市 / 代表取締役:山下保博)に、新たな一棟貸しの古民家の宿が登場します。「伝泊」は奄美大島を中心に3種類の宿を運営しており、今回はその中の一つである、島で暮らすように泊まる体験ができる「伝泊 奄美 古民家」に8番目の宿泊施設「サンゴ石垣と庭木の宿」がオープンする運びとなりました。
サンゴ石垣と庭木の宿 施設の特徴
象徴となるサンゴの石垣は、地中1mの深さまで繋がっており、奄美らしい建築様式の1つでありながら、環境配慮の観点から今は新設することのできない島のたからもの。代々丁寧に剪定が続けられてきたクロトン、ソテツなどが生える南国らしい庭木からは、ここに暮らしていた人々の歴史も感じられます。
また、小さな集落だからこそ透明度が高い海も近く、夜に浮かぶ鮮明な星空では、流れ星を見ることも難しくありません。ゆったりお寛ぎいただくためのYogiboやプロジェクターも置かれ、「伝泊 古民家」シリーズの中でもワンランク上の宿を目指しました。豊かな鳥のさえずりや、風に乗って届く庭と山のさざめきを感じるような、ゆったりと流れる島時間をご堪能いただけます。
サンゴ石垣と庭木の宿がある「屋仁集落」について
奄美大島最北端にほど近く、総世帯数104、総人口194人のこぢんまりとした屋仁集落では海と山に囲まれた独自の文化が育まれています。
壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平氏の残党が落ち延びてきたという平家伝説があり、3方見渡せる展望台のある蒲生神社や、冬が旬で優しい甘味が特徴のターマン(田芋)などが有名です。また、毎朝6時30分にラジオ体操が鳴り響き、小学生の元気な声が聞こえてきます。毎夏の海亀の産卵後には、孵化するまで小学校で保護活動が行われており、放流は集落の一大イベントとなっています。昔懐かしい地域の風習が色濃く残る集落です。
サンゴ石垣と庭木の宿 施設概要
- 住所:〒894-0626 鹿児島県奄美市笠利町屋仁1453
- 電話:0997-63-1910
- アクセス:奄美空港から車で約20分 / 「伝泊」運営の「まーぐん広場」から車で約10分
- 宿泊料金:¥13,200〜(2名1室利用時/名・税込)
伝泊 とは
3種類の宿泊施設『伝泊 古民家』『伝泊 奄美 ホテル』『伝泊 The Beachfront MIJORA』と、複合施設『まーぐん広場』の運営を行い、観光客と集落住民との交流を促進するまちづくりを行っています。
奄美大島には、豊かな自然や生態系が育まれており、2021年には世界自然遺産に登録されました。
同様に、様々な歴史的背景の中で「しま」(集落)ごとに異なる約360の集落文化が何百年も継承されてきたことも、世界に誇る貴重な文化資源です。
私たちはそれらを「奄美の宝」と捉え、守りたい、未来へ伝えていきたいという想いから、2016年に「伝泊」をスタートさせました。
現在、奄美大島・徳之島・加計呂麻島の3島に31 棟・45 室の宿泊施設を展開しています。
本件に関する問い合わせ先
奄美イノベーション株式会社 広報課(担当:田中)
TEL:0997-57-1708
FAX:0997-57-1968
MAIL:media@den-paku.com