【受賞】 伝泊の「集落文化」を次の世代に伝えるための まちづくりが評価をいただき、 九州観光まちづくりAWARD2023にて金賞を受賞!
奄美群島でまちづくりに取り組む、3種類の宿泊施設からなる「伝泊」(本社:奄美イノベーション 株式会社 鹿児島県奄美市/代表取締役社長:山下保博、以下「伝泊」)は、この度九州旅客鉄道株式会社(以下、JR九州)が主催する『九州観光まちづくりAWARD2023』において、金賞(「宿(おもてなし)」部門)を受賞いたしました。
伝泊は、『九州観光まちづくりAWARD2023』受賞を契機に、今後も奄美群島の「集落文化」を次の時代に伝えることを使命とし、地域とより深い連携を図り、集落を幸せにするまちづくりを続けてまいります。
『九州観光まちづくりAWARD2023』とは
『九州観光まちづくりAWARD2023』は、九州旅客鉄道株式会社が主催し、『九州に根付き、魅力ある「まち」へと成長させる人物・団体を称え、地域の誇りになり、さらには旅人に感動を与えていく。』を基本理念としてを掲げて発足し、その地域ならではの伝統・伝承を守りながら、未来に向けて、新しい「もの」「こと」 「風景」を生み出している方々にスポットライトを当て、その土地ならではの魅力を発信することを目的としています。
2022 年に開催した「西九州観光まちづくりAWARD」をさらに発展させ、対象エリアを“九州”に拡大し、「食」「 も の づ く り 」「にぎわいづくり」「宿(おもてなし)」部門の4つの部門に分かれて開催が行われました。九州において魅力あるまちづくりを行う人物や団体が受賞できる賞として、まちづくりへの取り組みを評価いただける、大変貴重な賞です。
『九州観光まちづくりAWARD2023 』金賞(「宿(おもてなし)」部門)受賞の概要
伝泊が行う「まちづくり」の取り組みや想いが、下記審査基準で評価をいただき、金賞を受賞いたしました。
審査基準
(1)「伝統」そのまち固有の風土、歴史、伝承を尊重している。
(2)「進化」既存の概念にとらわれず、未来につながる新たな価値を創造している。
(3)「循環」豊かな自然を生かし・守り、持続的に発展している。
(4)「共働」まち全体を巻き込みながら、尽力している。
(5)「多様」旅人、住民を問わず、誰もが体感できる。
※九州旅客鉄道株式会社の公式リリースより引用
伝泊への総評
「小さな集落を取り残さない社会を実現」することを目標に、奄美の深い温かな魅力へそっと寄り添う3種類の宿を運営しており、さながら集落住民の一員かのようなひとときをご提供。
今後の取り組みとして、伝泊が活動拠点としている奄美大島笠利町にある29集落の文化をすべて伝泊で体験できるようにしたいという点や、「稼ぐ」「雇用を作り出す」「移住者」を増やすという点も忘れていない貪欲さも持ち合わせている。
※九州旅客鉄道株式会社の公式リリースより引用
審査員からのコメント
▼せきねきょうこ(ホテルジャーナリスト)様より
ホテル専門家として感じたのは伝泊のこだわり。
山下さんの環境を守る姿勢、未来へつながる新しい見せ方もうまい!
今後、 一層グローバルなご活躍を期待します。
▼立川裕太(伝統技術ディレクター)様より
伝泊においては、山下さんがリスクを負ってでも楽しそうに取り組む姿に、どれだけ愛が深いんだ!と胸打たれます。地域のために、ひと肌もふた肌も脱ぐ皆さんの活動に頭が下がります。
※「Discover Japan 2023年10月号」より引用
今後の伝泊の取り組みについて(奄美イノベーション株式会社代表・建築家 山下保博より)
2016年に伝泊 古民家が誕生してから約7年が経ちました。当時から宿泊施設の運営を通じてまちづくりを行ない、観光客ではなく集落住民が主役であるための仕組みを考えてきました。その一環として高齢者施設の運営もしていますし、集落文化を体験する体験プログラムの開発や提供にも力を入れています。
現在、笠利町29集落に焦点を当て、伝統文化の洗い出しや地域とのより深い連携や、伝統文化の継続に向けたサポートを行うことを目指し、活動しております。今後も「集落文化」を次の時代に伝えることを使命とし、集落の「日常を観光化」するまちづくりを通して、「誰一人、何一つ取り残さない社会」の実現に向かって進んでまいります。
伝泊については、下記よりご覧いただけます
伝泊が行うまちづくりについては、下記よりご覧いただけます
本件に対する問い合わせ先
奄美イノベーション株式会社のが取り組むまちづくりプロジェクトに関する写真データや施設資料を用意しています。ぜひお問い合わせ先までご連絡ください。
奄美イノベーション株式会社 広報課 永嶋
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