【伝泊だより】まちづくりの最先端はここにあった。ハウスキーパーのお仕事に密着!

 

【伝泊だより】
まちづくりの先端はここにあった。ハウスキーパーのお仕事に密着!

 

今回は、日々の施設運営を陰で支えているハウスキーパーのお仕事に広報 田中が密着インタビュー。
「伝泊」のまちづくりをもっと知ってもらいたい、伝泊スタッフがどんな仕事をしているのか知ってもらいたい、そんな思いから社内の各課へ同行し取材をさせてもらいました。

朝、みんなで集まっての朝礼。

今日の伝泊 The Beachfront MIJORAのチェックアウト、インのメモ。 このメモ通りに掃除に入っていきます。

 

ハウスキーパーチームの朝は、8時半ごろからスタート。
事務所がわりにもなっている、伝泊 フレンドリーの一室での朝礼でその日の清掃のお部屋のチェック、割り振りなどを行います。
前の日からの申し送りも合わせて確認します。

リーダーから、レベルアップした仕事に挑戦してみる?といった提案もあったり。
朝礼という固い言葉とは裏腹ににぎやかに和気藹々とした雰囲気が朝から流れています。

朝礼が終わったら、各宿のチェックアウトまでに伝泊 フレンドリーの掃除から。
誰が何をいうわけでもなく、そそくさと役割分担して部屋から、共用のトイレやシャワー、ランドリー、キッチンまでを綺麗に。

まずは伝泊 フレンドリーの掃除から。慣れた手つきで10分ほどで終わらせてしまいます。

 

 

伝泊 フレンドリーが終わって、フロントから各お部屋からチェックアウトしたという連絡が入ると、車でお部屋まで向かいます。
車にはお掃除用具がびっしり。ずっしり。
歴戦を勝ち抜いてきた、選ばれし掃除用具達と一緒に、今日の本命の仕事場に向かいます。
今日はデラックス・ツインのお部屋が一番にチェックアウトしたので、そこから掃除に取り掛かります。
伝泊 The Beachfront MIJORAの清掃から密着。

まずはお部屋にある使ったものなどを1箇所に集めて、ベッドメイキングからスタート。
使い終わったシーツや布団のカバーは、クリーニングに出すので早めに回収。
ベッドメイキングを一番にやる理由はクリーニングとの調整があってのことだそう。

職人技のようなシーツ交換。みるみるうちにお部屋が出来上がる、、!

お部屋に掃除機をかけていきます。

中でも大変なのは水回りと、ガラスの掃除。

一面のガラスの掃除は1番の難所。その前にお風呂掃除を終わらせてしまいます。

 

チェックアウト後の掃除だけでチェックインがないと、1時間かからないぐらいで1部屋掃除完了。
チェックインもあると1時間半かかる日もあるとのこと。
やっぱり、チェックアウトの後のインが続くのは大変だそう。
広報としても、できるだけお客様に連泊での滞在を選んでいただけるよう、提案方法をもっと考えないとなあと、改めて課題を認識しました。連泊でご滞在いただければ、清掃も少なくて済むし、よりゆったり滞在いただけます。

密着こそできませんでしたが、この日は、コージースイート・ヴィラのコンクリートにどうしてもついてしまう苔を高圧洗浄機で綺麗にするお仕事もしていたそう。
稼働が落ち着いたこの時期でしかできないという話だったので、もうすぐ4年を迎えるこの施設のお部屋を少しずつ休めてメンテナンスをする方法も考えなくてはいけないなと感じました。

さて、次は古民家清掃チーム。
古民家の清掃は基本的には集落のおじ、おばが水回りやリネンの清掃をやってくれ最終チェックをハウスキーパーのメンバーが行います。
今回はチェックアウト時に清掃が終わっているお部屋の、チェックインの準備に密着しました。
お部屋に到着するや否や、すぐに掃除機をかけ始め、冷蔵庫の中身のチェックなどを行っていきます。

伝泊 The Beachfront MIJORAとは違って、お布団は最後に準備。
押し入れから敷布団や掛け布団、枕を出してきて、クリーニングした綺麗なシーツをかけていきます。
慣れた手つきでサクサク準備を進めていきます。

ハウスキーパーのみんなに話を聞いていてわかったこと。
この仕事の魅力は、もちろん綺麗な海を見ながら働けること。
そして集落のおじ、おばである登録スタッフさんとお話しできること。
伝泊の「まちづくり」の最先端がここにある気がしました。

僕たち広報スタッフはいつも社外の方々に伝泊はまちづくりなんです。
伝泊は、奄美大島、笠利町、そして集落のために行なっている事業であり、そのために存在すると伝えています。
けれども、実際に集落の方々と関わる頻度はそう多くありません。
集落のおじ、おばと手を取り合って集落の魅力を考えること。
集落に外からお客さんが来てくれること、その一つ一つに感謝をして、毎日清掃をしてくださっている
ハウスキーパーチームの力があってこその伝泊なんだと、改めて感じました。