伝泊とは-代表挨拶に代えて-

伝泊とは
-ご挨拶に代えて-

「伝泊」の「伝」は、島の「伝統」「伝説」を「伝える」ということ。島の人、自然、時の流れ、文化、建築…そんな「奄美の宝」を未来につなぐ宿。

「奄美の心」に出会う、物語をつむぐ宿

時うつろう小屋組の宿

奄美群島に広がる、太古から受け継がれてきた豊かな森や透き通るような碧い海。
世界に誇れる環境は2021年7月に、世界自然遺産に登録されました。

私は、この奄美の地で生まれ育ちました。

世界に誇れるものは自然環境だけではありません。
「しま」と呼ばれる360以上の集落があり、それぞれに少しずつ異なった独特の文化が息づいていることも大変貴重な島の財産です。
「しま」で育まれた「ひと」や、その文化・慣習こそが「たから」であり、美しい奄美を次の世代に残していきたい、そう想っています。

2016年7月。
私たちは、奄美大島の地に一つ目の宿をオープンさせました。
この宿を通して、島の人と訪れる人の出会いによる「伝統の継承」の枠組みをつくることが狙いです。

最初に作った宿は、島の空き家問題を解決してほしいという島の声に応え、古民家をリノベーションした一棟貸しの宿です。
奄美大島特有の建築や伝統的な集落文化を次世代に残し伝えていきたい、その想いを込めて「伝泊」と名付けました。
それから、趣の異なる新築ヴィラタイプの宿や、まるで島のタウンホールに泊まるような宿など、現在は3つのタイプの宿があります。

降り注ぐ太陽の光、飛沫をあげる波、力強い雨風、湿気と熱気に満ちた森…太鼓の姿をとどめたまま手付かずの大自然。
薩摩藩の統治時代から変わらぬ「シマ」と呼ばれる360以上の集落…それぞれの「シマ」にある方言や島唄など異なった独自の文化が息づいたまま。
「おはようございます」すれ違うと朗らかに声をかけてくれる子どもたち。「あんたどこから来たとか?」やわらかい笑顔で温かく出迎えてくれる島のおじ・おば。

集落に滞在することで、奄美の「日常」の中にあふれる、自然・文化・ココロに触れ、みなさんに何か感じ取ってもらえたら嬉しいです。
仰々しいおもてなしはいたしませんが、どうぞ、ごゆっくりお過ごしください。
あなたにとって、心満たされる時間でありますように。

これからも、島の物語を語り継ぎながら、島の人と訪れる人、みんなが幸せになれる場所をつくり続けてきたいと考えています。

3種類の「伝泊」

だんだん芝生と海の宿

人口減少により徐々になくなりつつある、360の集落ごとに存在する伝統文化。その伝統文化が紡がれてきたかつては人が住んでいた空き家。
これらを守りたいという思いから、空き家を宿泊施設として再利用し、「伝統・伝説的な建築と集落文化を次の時代に伝えていく」宿として始まりました。

伝泊 The Beachfront MIJORA

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海岸沿いの集落の自然災害からの防御、海岸線沿いの景観改善、人と自然が対話する空間確保の3つを軸に、まちづくりの要として2019年7月に新しく造られた宿泊施設。

伝泊 奄美 ホテル

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「福祉×観光×地域のまちづくり」の拠点「まーぐん広場」の2階で、島っちゅとの交流を創る宿。高齢者施設、学童保育、塾など島民に寄り添った場所に、食堂、物産、宿泊施設、ライブラリーなど観光客も楽しむ要素を含んだ複合施設となっています。

伝泊のまちづくり

奄美群島の集落が元気になるように、地域の声を聴きながら、集落住民とともに様々なプロジェクトに取り組んでいます。

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伝泊のSDGs

私たちは、奄美の未来を担う子どもたちが大人になったときに、従来よりも美しい奄美を残し、手渡すために。
いま、持続可能な観光を中心とした取り組みを継続しています。
自然、素材、時間、集落、文化などから聴こえる小さな声に寄り添いながら、誰一人、何一つ取り残さない社会を目指して。

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