vol. 4 闘牛の島

“Amami”はイタリア語で「私を愛して」という意味。
そう、奄美には愛さずにはいられない魅力が溢れています。
自然、食、人etc.、愛すべき奄美の魅力を島人の目線でお届けします。

 

“闘牛”というと赤い布と牛をイメージする人もいるかと思いますが、
徳之島でいう闘牛は牛と牛との闘い。
新潟や沖縄にも闘牛はありますが、徳之島の闘牛は日本一激しく熱いと言われています。
ルールはシンプル、背を向け逃げたら負け。

大会では仲間同士お揃いのタオルにお揃いの法被を身につけ、みんなで大会に挑みます。

大会は年に20回ほど開催され、その中でも盛り上がるのが全島一大会。
正月、5月、10月に開催され、多い時には島中から老若男女4000人以上が集まります。
徳之島の人口約25000人から考えると6人に1人は来ているという計算。
それだけ注目されている島の一大イベントです。

 


始まる前にはリングの真ん中に、清めるための盛り塩が置かれる。

 


オープニングは、唄やエイサーで場を盛り上げる。

 


入場する牛。興奮して走って入場する牛もいる。

 


観客は静かに見つめ、会場は牛の興奮する声が響く。

 


激しくぶつかり合う牛。
勢子(せこ)も牛と同じように激しくなり、「いけー!」と叫ぶ。
勢子とは、お互いの牛に一人ずつ付き、牛が闘う中、自分の牛に攻撃をするよう声をかけたりする者。

 


真剣に見つめる子ども達。

 


老若男女仲間同士柵の周りに集まる。

 


お揃いのタオルと法被を身につけ、見つめる。

 


見つめる勢子。

 


牛には一人一人勢子が付く。

 


勝利すると「ワイド!ワイド!」と踊り喜ぶ。
ワイドとは、徳之島独特の言い方で、勝利を喜ぶときや自分や誰かを鼓舞する際のかけ声。

今回の写真は2018年10月21日に伊仙町のなくさみ館で開催された全島一大会の写真です。

 

【プロフィール】 加川 京
徳之島亀津生まれ。
現在、伊仙町の地域おこし協力隊として活動中。
主な活動は眠っている徳之島の古い写真を掘り起こし、
写真展などのイベントを企画。
祖父の代から代々徳之島の写真を撮っている。


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