vol.09 春の海辺とお魚バーガー

“Amami”はイタリア語で「私を愛して」という意味。
そう、奄美には愛さずにはいられない魅力が溢れています。
自然、食、人etc.、愛すべき奄美の魅力を島人の目線でお届けします。

 

年間平均気温が20℃と温暖な気候の奄美大島ですが、ずっと住んでいると体が慣れてしまうのか、やっぱり2月3月は寒いと感じる日々が続きます。
時折おとずれる小春日和に、ささやかな幸せを感じる今日この頃。
今回は、そんな島の小春日和にオススメしたい、笠利町・赤木名海岸のお散歩コースをご紹介します。

伝泊「港と夕陽の見える宿」からも近い赤木名海岸は、昔は奄美大島の「海の玄関口」として栄えた場所。
今は、漁船が出入りしている静かな港ですが、ひと昔前は、この港から小さな小舟を出し、沖で待つ大きな船に荷物や人をのせたりしていたそうです。
白く続くゆるやかな海岸線と、遠くに見える「赤木名立神」のフォルムが美しい、心落ち着く海岸です。

さっそく浜辺へ向かいたいところですが、まずは「散歩のお供」を探しに、赤木名漁港へ向かいましょう。

途中の防波堤沿いの道は、海を眺めながら歩ける気持ちのいい道です。

5分ほど北にむかって歩くと、左手に赤木名漁港が見えてきます。

 ここが、“散歩のお供”があるお店「奄旨海房 魚匠(あまうまかいぼう ぎょしょう)」です。

「奄旨海房 魚匠」は、地元漁師のおかみさん達が「お魚をもっと美味しく食べて欲しい」と立ち上げた会社で、
赤木名漁港に水揚げされた魚介類を使って商品を作っているお店です。

小さなお店ですが、お魚や夜光貝の燻製、海藻類を使った酢の物やお菓子などの商品が並んでいます。

素材自体を味わいたい方には、ソデイカの刺身や、地元特産の「生もずく」(海藻)、
「トビンニャ」の呼び名で島っちゅに親しまれているマガキ貝などがあります。

4月上旬までが旬の、このトビンニャは特にオススメ。

すでに下処理して茹でてあるので、解凍するだけで、すぐにお酒のおつまみができあがります。
さっそく黒糖焼酎片手に味わいたいところですが、今日は「お散歩のお供」を探しに来たので、こちらは夜の楽しみに。

「散歩のお供」にオススメしたいのはこちら。

「魚匠バーガー」。

お魚を使ったバーガーの照り焼き味をはじめ、チーズをのせた「チーズバーガー」、魚のフライとシャキシャキのキャベツを挟んだ「フィッシュバーガー」があります。
運が良ければ、イカのミンチを使った「イカバーガー」が並ぶことも。

ただし、注意点が。
それは、このバーガー、毎週金曜日だけに、数量限定作られる特別メニューなので、金曜日の朝10時までにお店に取りに来るか、取り置きをお願いしておいた方がいい商品だっていうこと。
レアな商品なので、すぐに売り切れちゃいます。

さて、出来立てのバーガーを手に入れたら、来た道を引き返して赤木名海岸へ。
海岸近くまで来たら、浜に抜ける小道を通って浜辺へ出ちゃいましょう。

浜辺を歩くと、砂浜にはカニが。

貝殻もけっこう落ちています。

これは「ハスノハカシパン」。
ウニの一種ですが、なんだか可愛い柄です。

 砂浜をしばらく散策したら、浜辺の先にある小さな公園で一休み。

ここのあずまやは、海の眺めも良くていい感じです。

それでは・・・
この辺でバーガータイム!

お魚を使った照り焼き味のバーガー「魚匠バーガー」

魚匠バーガーに、さらにチーズをのっけた「チーズバーガー」

私の一番好きな「フィッシュバーガー」。

魚フライとシャキシャキのキャベツの相性がたまりません。
3つを食べきるのは、一人ではボリューミーなので、お友達と分けっこすると良いかもです。
海を見ながら小春日和に食べるバーガーは、ちょっと贅沢な気分。

海岸で気の済むまでまったりしたら、今度はぜひ集落の中を散策してみてください。
島の中だけに流れる、ゆったりした時の流れを感じることができますよ。

「合同会社 奄旨海房 魚匠」
住所:鹿児島県奄美市笠利町外金久988-2(奄美漁業協同組合内)
TEL:0997-58-8400
E-mail:gyosyou@s500.jp
営業時間:9:00〜17:00
定休日:日・月・年末年始

 


【プロフィール】トウコ
関西出身。縁あって奄美で結婚。転勤族の夫と供に奄美群島各地を回り、2015年奄美大島に落ち着く。奄美の島々を回るうち、各地の風土・風習・歴史の違いに強く惹かれ、大好きな絵や文を通じて、その魅力を発信していきたいと思うようになる。


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